混沌の魔窟殿2～アッサマラームの遺跡編～　レビュー【駄作ラボ】

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ドットイラストがウリの軽快アクションゲーム

僧侶姿のヒロイン「マリアベル」は、宝を求めてやってきた遺跡で罠にかかり、淫の呪いを受けてしまう。
探索をしつつ呪いを解く方法を探すマリアベルは、果たして無事に遺跡から脱出し、宝を持ち帰ることができるのだろうか。

◆卑しくも宝を求める女僧侶だからこそ
エッチでイヤらしい罠にハマってしまう続きを読む◆

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このゲーム「混沌の魔窟殿2～アッサマラームの遺跡編～」は2と名のつくだけあって、続編に当たる作品となる。
と言っても、主人公こそ同一人物だが、難しい世界観設定や物語はなく、よろずやの店主と、ボスのうち一体が前作から引き続き登場しているくらいなので、今作からはじめてもとっつきにくさを感じることはないだろう。

少し変わった点として、今作品はダンジョンの探索とボスバトルがそれぞれほぼ独立している。
ダンジョン探索はバトルは一切起こらず、トラップを回避しながら宝を集めるパートであり、バトルは逆に、雑魚戦や踏破せねばならぬフィールドが存在せず、セーブ地点すぐ横の扉を開けるだけで、すぐに挑めるようになっている。
これにより、先に探索を行い思う存分キャラを鍛えて必要アイテムを集め、一気にボスを攻略する、と言う遊び方が可能になっており、体感するプレイ時間以上にサクサクとした進行が可能だ。

Hシーンもそれぞれに存在し、探索パートではエロトラップに引っかかってしまうエッチを、バトルパートでは、戦闘中に捕縛されてしまったり、敗北後におしおきされてしまうエッチを干渉することができる。
登場する敵にもほとんど被りが無いため、片方のパートを遊んでしまったらもう片方は、まだ未プレイなのに既視感がある…と言ったことは起こらないだろう。

CGが使用されているのは立ち絵と顔グラのみで、他は全てドット絵で表現されているが、かなりクオリティが高い。
エッチシーンはもちろんだが、それ以外のモーションにこそ拘りを感じた。立ち状態のアイドリングモーションは驚くほど自然だし、バトルにおいても攻撃の種類が多く、ガード、バックステップ、ダッシュと、取れるアクションが非常に多いにも関わらず、ほとんどに固有のモーションが用意されている。
ドットアニメーションのクオリティはかなり高いと言っていいだろう。
少なくとも。同人ゲームでこの作品を上回るものは少し考えただけでは思い浮かばなかった。
ドット絵が好きならば、是非プレイしてみて欲しい作品だ。
数多く用意されている、ヒロインのドット絵モーションを見ているだけでもかなり楽しめることだろう。

（レビュアー：ローラン）

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