下級魔術師、淫紋に染まる レビュー【駄菓子屋】

下級魔術師、淫紋に染まる　レビュー【駄菓子屋】

落ちこぼれ下級魔術師だった私が一夜にして生まれ変わったのは、

突如現れたレミという淫魔によって刻まれた淫紋のせいだ。
たしかに以前では考えられないような強力な魔術が使えるようになったし、
人の役に立ち、称賛を浴びる夢のような人生を送れている。
……のだが。
この『サキュバスの淫紋』は能力を上げる代わりに、
不定期に体が発情するというデバフ持ちのバステだったのだ。

だから、魔術を使うと体が狂ったようにチンポを求めてしまう。
オマンコは想像だけで洪水を起こし、性への衝動が抑えられなくなってしまう。
そのたびに、私は体の疼きを納めるために快楽へと堕落していくしかなかったのだ。
それがこの淫紋の呪いであり、仕方のないことだと私は堕ちそうになる心に必死に抗っている。
これはけして自身の奥に眠る欲望ではないのだと言い聞かせて。

エッチな疼きを抑えるために、どうしても精液が必要なんです！

淫紋をつけられて、発情状態になってエッチなことしないと収まらないという、
エロ同人ゲームにめちゃくちゃありそうな設定。ていうかある。
だからこそ、これがエロいシチュエーションだということがもう分かってしまうのだ。
別にその気はないのに、仕方なしにエッチな行為をして、
結局はドはまりしてしまうって最高にエロいんすよ、マジで！！

順序よく堕ちていく様子が丁寧に描かれていてGOOD！！

ザーメンを求めてはいるものの、あくまで本番なしの売春施設で働くという、
理性をギリギリ保っている感じが好印象だった。
淫紋をつけられただけで処女だった少女が、即ビッチ堕ちでは性急すぎるし、
徐々に淫紋の呪いに犯されていく感じがあるほうがエモくはないだろうか。

とはいえ、チンポを前にするとそんなことは言ってられず、
コレ以上無いくらいに既に完堕ち雌犬になっているのが丸わかりなギャップ差が最高なのだ。
心と体が絶妙に剥離しているからこそ生まれる戸惑いやエロスがよく表現されていた。

ほぼサキュバスと化した快楽性奴隷魔術師の完成です！

中盤まではフェラのみの売春シチュエーション。
そして、オナニーを挟んでからの、本番中出しガチ堕ちセックス。
最初から最後までエロづくしながら、テンポよくシーンが進んでいくのが小気味いい。

その上で、しっかりと魔術師の少女のストーリーも都度保管していて、
一つの物語として完成しているところも素晴らしかった。
本文55ページのボリューム感も十分で、満足度の非常に高い作品だ。

おチンポ快楽に狂いながらも、実はチンポを転がしているのは少女だった。
というサキュバス的な一面も見られる本作。
変態的な強い性欲に狂っていくロリロリ少女を見たいなら是非！！

（レビュアー：みゃたろー）

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下級魔術師、淫紋に染まる