昔は可愛かった レビュー【すぺ】

昔は可愛かった　レビュー【すぺ】

昔は良かった。
昔はすごかった。
懐古の美化に囚われすぎた哀れな末路だ。
昔が凄かったと思うのはそう思っているだけに過ぎず、
自分の中での尺度が甘かっただけだ。
子供が大人をみて『わぁ大人って凄いな！』というのと何も変わらない。
自身が大人になった今、自分が皺の増えただけの子供だということを
嫌というほど思い知らされているだろう。

例えば今この瞬間に学生時代に戻ることが出来たとして、
果たして彼女を作ったり、部活を謳歌したり、
陽キャみたいな輝かしい青春を送ることができるだろうか？
否！！！今出来ないのにできるわけない！！
昔なんて全然良くない！！戻りたくなあああああああい！！

『昔は可愛かった』

家に帰って話しかけてもろくな返事もなく、
口を開けば軽口か悪口のどちらか。
スカートをはいているのに大足を開くし、
JKにもなるというのに女らしさの一つもない妹。
ただまぁ、兄バカではないが妹は見た目は超可愛いのだ。
なんたってパンチラを思い出しながらシコシコするくらいには。
そんな妹の奇行を見かけるようになったのは、
偶然だったのか、それとも妹の狙い通りだったのか……。
兄としてはちょっと看過できない問題が起こりつつあったのだ。

俺の妹がオナ済ティッシュを漁ってオナニーしてるわけがない！
……わけがあったんですよ、これが。
なぜオナニーをしたことがバレているのか。それはどうでもいい。
問題は妹が俺のゴミ箱をほじくり返して一人楽しんでいたことだ。
兄の使用済みティッシュの匂いを嗅ぐ。
兄の使用済みティッシュをオマンコに突っ込んでオナニーする。
これ、結構シャレにならない自体じゃね？
っていうかあんなにつっけんどんなのに、
こういうことしてるってどういうこと？
冷たく見えて実は兄ラブなの？え？