【おばんざい☆スタジオ】真夏の夜の悪夢～示談の条件とは～　レビュー【特別版】

バンザーイ、バンザーイ、おばんざい！（令和初）

CG集サークル『おばんざい☆スタジオ』新作が発売されました。
発売したのはまだ年号が変わる前だったので、
平成最後のおばんざい作品ということになりますね。
しかも結構暗めの作品でダークエロな予感がビンビン。チンビンビン。
これは楽しみだぞぃ！

『真夏の夜の悪夢～示談の条件とは～』

運転中の不注意だった。
減速した前方の車に気が付かず、ブレーキが間に合わなかった。
今にして思えば当たり屋だったのかもしれないが、
後悔先に立たず、もう全ては後の祭りだ。
……運が悪いことに事故を起こした相手はヤクザだった。
拒否する間もなくビルに連れて行かれ、
示談金として提示されたのは五千万円。
当然そんな大金を支払う能力はなく、
ほんの１週間後に入籍予定だった自分の彼女を、ヤクザに奪われてしまった。
彼女を取り戻そうと資金繰りに奔走するがそれも上手くいかず、
誰にも相談できず、絶望に打ちひしがれることしかできなかった。
今、彼女の身に何が起こっているのか何一つとして分からないまま。

ヤクザに奪われた彼女。
じゃあ何されるかもう分かるよね。
そうだね、玩具だね。
ちょっとした気まぐれで奪われた彼女はヤクザの暇つぶしの相手に。
婚約者の前で処女を奪われたり、
公園に犬の格好で散歩したり、
調教と称して拘束乱交をしたり、
ただ、性のはけ口として使われる日々。
ヤクザも暇人やのぉ。

この絶望的な状況の中、
徐々に現れ始めたのが、セックスに快感を覚えてしまったマゾ彼女の本性だ。
婚約者のためにセックスに耐えていたはずなのに、
身体はセックスを、チンポを求めて狂い始める。
ひどく犯されれば犯されるほど愛液が溢れ、
感情を否定すればするほど、興奮は高まっていく。
婚約者のために―――――
そう自分を納得させながら、
チンポで感じまくってしまうこのシチュエーションがエロすぎる！
っていうかこのエロい女を婚約者は一度も味わってないんだよね。
もったいねー！だがそこがまたいい！

もう何ていうか絶望しかないんですけど！！？？
この状況、打破できませんでした。
お金を持っていっても無駄、
警察に行こうとしても無駄。
彼女を助けようと、婚約者が必死に頑張っている様子もしっかり描かれていて、
胸糞度合いが半端じゃないストーリー展開。
いくらなんでも酷すぎませんかね、おばんざい☆スタジオさん。
その裏で彼女は徹底的に犯されて、
そんな状況を見て抜ける人がいるんですか？人の心あるんですか？
まったくもう！！これだからおばんざい☆スタジオは！！
シコシコシコシコ……ウッッ！！！

『真夏の夜の悪夢～示談の条件とは～』

平成最後にとんでもないダークエロ作品をぶっこんできた『おばんざい☆スタジオ』。
絶望しか無い寝取られエロを楽しみたい人には、
是非オススメしたい作品だ。
救い……？なんですかそれ美味しいんですか？
救いなどいらん！！
底抜けの絶望もまたエロを引き立てるスパイスなのだ！
で、終わらないセックス三昧の末に孕まされる……までは予想通りなのだが、
まさかその続きがあるとは誰も思わないだろう。
こうやって予想の斜め上を行くのが、
『おばんざい☆スタジオ』らしいっちゃらしい終わり方だったな。
しかし発想がやべーわ、マジで。

この少女は一体……？